つくば市議会 2019-09-18
令和 元年決算特別委員会市民経済分科会−09月18日-01号
令和
元年決算特別委員会市民経済分科会−09月18日-01号令和
元年決算特別委員会市民経済分科会
つくば市議会決算特別委員会市民経済分科会
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令和元年9月18日 午前10時02分開会
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出 席 委 員
分科会委員長 黒 田 健 祐 君
分科会副委員長 皆 川 幸 枝 君
分科会委員 ヘイズ ジョン 君
〃 浜 中 勝 美 君
〃 大久保 勝 弘 君
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議 長
神 谷 大 蔵 君
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欠 席 委 員
なし
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出 席 説 明 者
ノバホールの件はわかります。恐らく控室に使ったり、大きな行事やりますから、その関係があると思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 実績報告書153ページ、
地域交流センターに関する事業で、お聞きしたいと思います。
昨年度の決算の中で、
ハード面の対応として、
老朽化対策とか耐震化といったようなものが入っていますが、修繕とかは去年はやっていますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 荒澤文化芸術課長。
◎荒澤
文化芸術課長 昨年、大きな
耐震補強工事としましては
栗原交流センター、
吉沼交流センターの工事を行っています。そのほかに各
地域交流センターにが、建設から約30年経過しているようなところもございます。大なり小なり
修繕箇所が出てきていますので、緊急性の高いところ、あとは法的な消防法といった根拠があるところを優先的に修繕を進めているような状況です。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 そうしますと、耐震化については、まだもう少し、ほかに残っているところありますか。
○黒田
分科会委員長 荒澤文化芸術課長。
◎荒澤
文化芸術課長 各
地域交流センターの
耐震補強工事については、全部終了しています。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 では、耐震化は終わっているということで、あとは
老朽化対策を順次進めていかないといけないということですよね。今回の千葉の災害を見ましても、災害が本当にひどくなっているというか、何か多様になって、本当につくば市にもいつ来るかというところはあると思います。
地域交流センターが避難所になるかというのは、今まで余り議論したことはないように思うんですけれども、そういう視点も必要かなと思いますので、ぜひ
老朽化対策なども、順次進めていただきたいなと思います。
それと、
ソフト面に関してですが、
地域交流センターに名前が変わって、もう何年にもなりますけれども、
地域交流という役割から見ますと、市民の中での交流として
地域交流センターを貸し出して、市民の交流はなされていると思うんですが、行政の職員の方と市民の交流の場としては、
地域交流センターによって差があるかなと思います。先ほども申し上げましたけれども、地域で社会を支えていくということは、これからますます重要になってくると思いますので、ぜひ
地域交流センターという名称のとおり、職員の方と市民が一緒になって、これから進めていけるような工夫を今後、ぜひしていただければなという意見で終わります。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 139ページの
自治会関係に関する経費のところで、1番の
区会等業務、委託料について、毎年増額になっておりますけれども、これについては新しく区会が設立されて、そういう形になっているんだとは思うんですけれども、現状を考えたときに、区会の加入率が50%を切っていると思うんですが、区会についての考え方というか、どういう方向性で考えているのか、お伺いしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 区会の加入率ですけれども、平成30年4月1日現在で、区会数が608区会ございました。戸数は4万7,715戸で、加入率は48.1%で、50%を切っている状況でございます。今後、区会の
加入促進に当たりましては、現在、
市民窓口課にお願いしまして、転入者への
加入促進の
リーフレットの配布、それから歩道橋に横断幕を掲げております。これは
イーアスつくばの交差点から南に行っていただいて、ニトリの間の歩道橋のところに横断幕を掲げさせていただいております。
それから、
市民活動課でやっております
フェイスブック「
市民活動の広場」の中で、区会の
活動報告等も行わせていただいております。また、
不動産関係業者に
リーフレットの配布をお願いに上がったりとか、現在、
区会加入促進のための活動を行っている状況でございます。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 いろいろ加入に向けて努力されている部分については、評価するところでございますけれども、先ほど48.1%という数字が出ましたけれども、平成31年度51%を目指すという方向で動いているかと思うんですけれども、平成30年度に廃止された区会はあるんですか。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 平成30年度に廃止された区会が11区会ございます。これは
学園地区の官舎の廃止や、
筑波大学の官舎が移転した関係で廃止になった区会等がございまして、合わせて11区会が平成30年度中に廃止されております。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 わかりました。その上で、2番目に2018市長・
区長サミットin TSUKUBAを10月17日にやられた中で「活気ある地域、誇れるまち」をテーマに3地区の代表者が事例を発表したとありましたけれども、その発表された内容について、概略で結構ですので、どういう形で3地区の発表がされたのか。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 平成30年度につきましては、桜地区と
豊里地区それから
筑波地区の代表の区長に発表していただきました。
桜地区につきましては、千現1丁目の区長から「住みよい
街ランキング1位を目指して」という
タイトルで、千現1丁目を市内で一番住みよいまちにするために、年間を通したイベント、春の祭り、夏の
ラジオ体操、秋の
防災訓練、冬の
焼き芋大会など、
高齢者向けのふれあいサロンの活動などを御紹介いただきました。
2番目に
豊里地区なんですけれども、
豊里地区は
豊里地区の
区会連合会の副会長の区長から発表していただきまして、
タイトルはないんですけれども、内容につきましては、
上郷地区の現状、
人口減少、
荒廃農地の拡大、それから
インフラ整備のおくれ等について触れ、
地域資源、自然やお祭りなどの文化を生かしていること、それから
上郷地区の
子育て環境が市内で一番であることなどをアピールしていただきました。
3番目、
筑波地区は、君島の区長から
タイトルは「
地域資源、古民家等の生かし方」について発表いただきまして、矢中邸などの古民家を紹介し、区会が
地域資源である古民家とどのように連携しているか、
秀峰筑波義務教育学校での
つくばスタイル科を通した
地域資源の生かし方等につきまして、御紹介をいただきました。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 地域ごとにさまざまな課題について、いろいろテーマを持って取り組んでいると思いますけれども、自分も区長の経験ある中で、集落というか、区会の中での区長の役割が、非常に重要になってきている部分があって、例えば子供会や老人会や
自主防災組織など、いろいろな形で区会の中で活動している部分がありまして、そういう中で、区会の役員の負担が結構ふえている部分があるのかなというのが、今の現状の中で経験してみて感じている部分です。その辺について、なかなか市で支援できる部分は少ないかもしれませんけれども、今後の課題として考えていっていただければなと思います。要望です。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 140ページ、男女共同参画推進に要する経費の4番の相談事業の部分です。
その成果について、電話相談、一般相談、心と生き方の相談、法律相談とありまして、トータルで平成30年は569件で、ほぼ毎年、同じような件数の相談が発生しているということでございます。
社会全体では、子供のいじめを含んで、夫婦関係から発生しているとか、いろいろな場面がありますけれども、ここに少し、その成果とか内容が書いてございますが、この相談の中で気になりますのは、件数が依然、一生懸命やっていただいておりますが、落ちないということ。社会全体が難しくなっていますから、なかなか件数を落とすのは難しいんでしょうけれども、あとその下の男性のための電話相談も19件あったということなんですが、この辺、もう少し具体的に教えていただけますか。
○黒田
分科会委員長 横田男女共同参画室長。
◎横田 男女共同参画室長 女性のための相談室での相談件数につきましては、落ちてこないというところもあるんですけれども、数はそれほどこちらとしては重要視はしておりません。内容につきましては、大体4分の1が離婚に関する相談が多く入っているというところです。
また、男性のための電話相談についてですけれども、平成30年度からは年6回実施して、19件の相談がありました。毎回3件程度の御相談がありますが、内容としましては、夫婦に関する御相談であったり、自分の生き方に関する相談というものが多く入りました。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 恐らく、今の相談の部分も、いろいろあると思うんですよね。例えば、言葉悪いんですが、電話では大したことなくても、向こうから見れば相談になるし、それから離婚の話も出ましたけれども、相談の幅は広いと思いますから、一概に数字だけでは判断できない部分もあると思いますので、これは意味わかるんです。実際は相談の内容を全部こんなことがありますとは、なかなか言うことはできないと思いますが、恐らくストレスがたまっていたり、それから結婚してもなかなかうまくいかなかったり、子供がいても最近別れるという部分も見ておりますので、また社会の環境も昔とは違いますから、一概に数字での判断にはならないと思いますけれども、しっかり進めていただくことを要望しておきたいと思います。
なお、気になるのは男性の相談ですが、これは訪問しての相談ですか、電話での相談が多いですか。
○黒田
分科会委員長 横田男女共同参画室長。
◎横田 男女共同参画室長 こちらは電話のみの相談です。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 わかりました。なかなか難しい問題もあるし御苦労すると思いますけれども、対応が少しおくれたり、失敗しますと、事が大きくなるという部分も考えられますので、特に電話の場合、面接と違いますから、言葉の使い方によって失礼になったり、また事が発展するということも考えられますので、しっかりと進めていただくことをお願いしておきます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 今と同じところで、男女共同参画推進に要する経費の相談事業について、お聞きします。
相談内容で、特にDVの相談も多いと以前、確認しておりますけれども、今相談員の方は、専門的な経験とか、そういった方がついているんでしょうか。
○黒田
分科会委員長 横田男女共同参画室長。
◎横田 男女共同参画室長 相談員は、DVの専門というものではありませんが、精神保健福祉士や社会福祉士、また産業カウンセラー、そのほか家事調停委員の経験をしていたり、人権擁護委員をやっていたりというような方々を委嘱して相談に当たっております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 わかりました。いろいろな相談の内容によって、多分、専門機関と連携する必要があるかと思うんですけれども、そのあたりはどのようになされてますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 横田男女共同参画室長。
◎横田 男女共同参画室長 県に配偶者暴力相談支援センターがありますので、必要に応じて、そちらと連携をとってやっております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 そういった場合に、もし本人が望まなければ仕方ないですが、訪問は難しいのか、来所の相談になるのか、DVに仮に仮定した場合に、これは深刻だなと感じた場合に、きちんと相談体制がとれるのかどうかお聞きしたいんですけれども。
○黒田
分科会委員長 横田男女共同参画室長。
◎横田 男女共同参画室長 DVの場合ですけれども、例えば避難の必要があるということで、本人が望む場合には、県にある一時保護所への移送ということも考えられるかと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 県以外にもボランティア団体とか市民団体で、こういったDVに対応しているところもありますので、そういったところの情報もぜひキャッチしていただいて、本当に深刻な事態にならないように、できるだけお願いしたいと思います。
それと、女性のDVのときに、お子さんがいらっしゃると、お子さんへ虐待も結構一緒になっている場合も多いと聞きます。児童相談所とかとの連携なども必要な場合もあると思います。電話相談でどこまで、その辺に対応できるかはわかりませんけれども、そういった深刻な事態にならないように、またしっかりやっていただければと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 実績報告書の138ページ、非核平和都市宣言に要する経費について、お聞きします。
1番の平和体験教室なんですが、予算書を見ても予算額とかがわからないので、予算と決算額についてお願いいたします。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 平和体験教室なんですけれども、決算額につきましては、平成30年度につきましては2,000円となっております。この埼玉のピースミュージアムまでは、行政バスを利用して参加しておりますので、交通費は一切かかっておりません。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 平和体験教室ですが、参加者が少ないのがもったいないなという気がします。夏休みを利用して、子供たちの平和体験ということで、埼玉に出かける事業ですけれども、ことしで戦後74年たちまして、戦争とか平和について、生の声を語り継ぐ機会というのが本当にどんどん減ってきて、もう身近にいない状態になっております。この平和体験教室をもう少し実のあるものにしていただけるように工夫をお願いできればと思います。
2番目の青少年ピースフォーラムですが、予算を見ても、決算の数字も少なくなってきているかなと思うのですが、減ってきている理由などをお聞かせいただければと思います。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 青少年ピースフォーラムにつきましては、市内の中学校3校から各校2名、引率の先生3名を長崎へ派遣しまして、長崎青少年ピースフォーラム事業に参加していただく事業でございますけれども、予算額が下がっているのは、以前は長崎と鹿児島の2地区に行っていたんですけれども、現在、鹿児島には行っておりません。長崎だけに行っておりますので、その関係で予算が少なくなっているという状況でございます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 これも先ほどの申し上げた理由と同じで、平和体験という貴重な事業ですので、ぜひ予算を余り減らさない形で実施していただいて、できるだけ広範囲で児童生徒が参加できるように改善をお願いしたいと思います。
次に、139ページ、
自治会関係に要する経費で、
区会等業務委託料の推移が記載してありますが、委託料の主なものとして、区会回覧をしていただくという内容になっていると思います。区会回覧をいつも見ていて、もうちょっといろいろ入っていてもいいのになと思うんですが、実際情報を出す側からすると、区会ごとに分別して部数を数えて出さないといけないので、結構、その労力が情報発信にとって負担になっていると聞くんですが、そのあたりについて改善の検討はなされていますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 大木市民活動課長。
◎大木
市民活動課長 区会回覧につきましては、現在、各担当部署から依頼がありまして、純然たる回覧、それから各戸配布等によりまして、数量が変わるわけなんですけれども、各戸配布の場合ですと大変な数量がございますので、それぞれの区会の数に若干の予備数を合わせた数に、担当部署で分けていただいて封筒に封入し、
市民活動課に届ける流れになっておりますので、労力は結構なものになるかと思っております。そういう関係もありまして、今後は本当に必要な回覧であるかどうかというところも非常に大事なところだと思いますので、そういうことも踏まえまして、検討してまいりたいと思っております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 いろいろないい事業とか催し物をやっているのに、情報発信がなされないと、全然知らないで終わるわけですね。今の
一般市民の課題としては、行政の仕組みや地域に対しての関心の薄さというのが一つ課題かなと思います。そういった一般の方の興味関心を促して、身近な地域に参加していただくきっかけとして、区会回覧というのも非常に重要な役割を果たすと思いますので、抜本的な改革はないにしても、ぜひそういう労力を少し減らせるような改善をお願いできればと思います。
次に、
実績報告書の146ページです。
地区相談に要する経費ということでお聞きいたします。地区相談の内訳をお聞きしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 星野
市民部次長兼
地区相談課長。
◎星野
市民部次長兼
地区相談課長 相談の内訳でございますが、基本的に地元に密着した相談を受けるというスタンスがございますので、相談の主なものとしましては、例えば道路であったり街灯であったり、側溝であったり、信号機、空き家等の地元に関する行政が関係する
建設部門の相談が約58%、それに続き、ごみであったり、下水道とかの生活部門が13.9%で、合わせて生活に密着した相談が7割強になっております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 報告書の中で、6地区相談センター及び地区相談課は積極的に地域に出向き、市民から聞き取りを行って、地域の抱える地域問題等の把握に努めたと記述があります。この聞き取りにより、地域の抱える課題が、見えてきたものがありますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 星野
市民部次長兼
地区相談課長。
◎星野
市民部次長兼
地区相談課長 窓口での相談だけではなくて、積極的に地元に赴いて、例えばタウンミーティングや周辺市街地の勉強会であったり、民生委員の集まりなどでいろいろな情報を共有しております。基本的に地区相談課に関しては、いろいろ地元に密着した相談をもとにして、地区相談センターでは統計的なものはとっておるんですが、それをもとに若手が地域課題をもとにしたプレゼンテーションなどを行って、庁内に周知しているような状態です。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 地区相談課ができまして、地域の方からも喜ばれている部分はあります。ただ、もう少し他課との連携の中で、政策とまではいかなくても、何かしら地域課題に結びつけてほしいという要望もありますので、今後検討して進めていただければと思います。
あと、もう1点、382ページのスポーツ振興に要する経費で伺います。
アイラブつくばまちづくり支援事業では聞いてないですけれども、その中で地域スポーツの補助金の申請が3件ほど出ていると思います。今後、先生の多忙化に伴って、部活動は地域で行っていくという方向への過渡期かなと思いますが、スポーツ振興課として、運動部活動を地域でやっていくために、今後どのような進め方をしていく考えがあるのか、お聞きしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 伊藤スポーツ振興課長。
◎伊藤 スポーツ振興課長 部活単体ということはないんですけれども、昨年度策定したつくば市スポーツ推進計画の中でも、子供のスポーツを推進するための連携体制に切り込んでいかなければならないということになっていますので、この計画自体、当然全庁的にそれぞれのスポーツ関連の事業に取り組んでいただいています。特に教育局とはよく連携して、実践に移してまいりたいと考えております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 スポーツ振興という意味では、子供時代に運動をするというのは非常に大きなポテンシャルがあると思います。現状、運動部活動は、非常に日数が減らされて現場では困っておりますので、現状把握から、ぜひ着実に進めていただき、市の施策となるように検討をお願いしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 そのほかいかがでしょうか。この際、認定第1号について委員として質疑をしたいので、暫時、
分科会副委員長と交代します。
○皆川
分科会副委員長 それでは、暫時、
分科会委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
黒田
分科会委員。
◆黒田健祐
分科会委員 141ページの国際化推進に要する経費のところであります。
2番目、留学生交流事業の外国語広報紙で、ベトナム語とインドネシア語が追加されましたけれども、この背景を教えていただければと思います。
○皆川
分科会副委員長 村山国際交流室長。
◎村山 国際交流室長 この2言語ができた背景については、今までの6言語だけでは足りないという状況やお住まいになっている方たちの人口の状況等を鑑みまして、こちらの2言語をふやしたと聞いております。
◆黒田健祐
分科会委員 要望になってしまうかなと思いますけれども、ベトナムに関しましては、技能実習生の受け入れが、つくば市もそうでしょうし、全国的にも進んでくるかと思うんですね。その中で、ごみの出し方とかそういった声も聞いているところなので、多文化共生というところで、さまざまなニーズが出てくるかと思いますので、こういったところを今後とも行政としてもやっていってもらえると非常に助かるかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○皆川
分科会副委員長 それでは、委員長席を
分科会委員長と交代いたします。
○黒田
分科会委員長 そのほかよろしいですかね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○黒田
分科会委員長 ないようですので、認定第1号の当
分科会所管分の
市民部所管に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時51分休憩
────────────────────────────────────
午前11時14分再開
○黒田
分科会委員長 それでは、
分科会を再開いたします。
これより
経済部、
農業委員会事務局所管の認定案の審査を行います。
質疑並びに答弁は、挙手の上、
分科会委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
また、答弁される
執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いいたします。
認定第1号の当
分科会所管分の詳細については、お手元にお配りしてございます
決算特別委員会審査区分表をごらんください。
質疑方法については、
歳入歳出を一括して行います。
また、発言の際には、
ページ数を示してくださるようお願いいたします。
認定第1号 平成30年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定の当
分科会所管分を議題といたします。
これより認定第1号の当
分科会所管分の
経済部、
農業委員会事務局所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 227ページの農業担い手対策に要する経費です。
ここでは、農業後継者を中心にカップリングパーティーをやって、例えば平成30年に11名の男性と12名の女性が参加し、4組がカップルになりました。以下、年度別で書いてありますが、確実に進めていただいて、お礼申し上げるわけですが、カップリングパーティーの運営についてお聞きしたいんですが、資料では恐らく横浜に行くようになっていると思います。その辺から教わりたいんですが、カップルになって最終的には成婚するという場面があるわけですよね。これが成婚につながっている状況を含んで教えてください。
○黒田
分科会委員長 中川農業行政課長。
◎中川 農業行政課長 平成30年度に成婚につながっていると報告は受けておりません。以前、御報告したかと思いますけれども、今までに3組が結婚されておりまして、そのうち2件が離婚ということになっております。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 恐らく記憶では、年に1度の開催だと思いますけれども、1,000円いただいて、横浜まで連れていって食事して、全員でのパーティーをやっていると聞こえておりますが、その辺詳しく教えてくれますか。
○黒田
分科会委員長 中川農業行政課長。
◎中川 農業行政課長 市役所に集合してもらいまして、バスで横浜に行きます。横浜へ行くバスの中でも座席を変えながら、隣に男女という形で話をしてもらって、横浜に着きます。そこで今度はグループになってもらって食事をして、その後クルージングをするところまで、みんなで歩いていってもらい、船に乗って、船の中でもまた交流をしてもらうという形をとっております。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 実績報告書の観光宣伝に関する経費の部分で、さまざまな情報発信やられている部分については評価している部分もあるんですけれども、その中で、267ページの4番目の関係団体との連携の中のつくばサイエンスツアーについて、ここのところ、受け入れ人数が減少しているような状況があるんですけれども、その辺のところについて、少しお伺いしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 一瀬観光推進課長。
◎一瀬 観光推進課長 昨年度につきましては、夏の猛暑の影響がありまして、受け入れ人数が減ったと聞いております。あと、台湾の茨城空港への台湾チャーター便が廃止になったことによって、団体利用者が減少したと考えられます。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 夏の猛暑と台湾のチャーター便の廃止については記載されておりますのでわかるんですけれども、それに対しての今後の対策については、何か考えていらっしゃることはあるんでしょうか。
○黒田
分科会委員長 篠塚
経済部長。
◎篠塚
経済部長 つくばサイエンスツアーオフィスに主体的にやっていただいているんですけれども、そこで、千葉方面と埼玉方面の小中学校に遠足等の手配で、学校と教育
委員会等を回っていただいておりまして、ここ2年間ぐらい、そういった活動していただいておりますので、すぐにそれが身になるものかどうかわかりませんけれども、そういった誘客の取り組みを行っておりますので、徐々にですけれども、またふえていくことを期待できると思います。
あと、大きく減っている年があるのは、今までJAXAがつくばサイエンスツアーで紹介できたんですけれども、今度JAXAは直接受け付け、つくばサイエンスツアーを通じて申し込めないようになりましたので、減っている分は、かなりの部分でJAXAの受け付けがこのツアーで扱えなくなったということも含まれていると思います。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 もう1点、少し詳しく聞いて申しわけないんですが、私もことしの夏、つくばエキスポセンターに孫を連れて行ってきたのですけれども、そのときにどこから来ましたかみたいな分析をやられていると思うんですよね。それで、孫は埼玉県ですので、埼玉県から来ましたと回答しましたが、そういう県別とか、年齢別とか、そういう分析みたいなことはやられているんですか。
○黒田
分科会委員長 篠塚
経済部長。
◎篠塚
経済部長 そちらに関しましては、多分つくばサイエンスツアーオフィスでとっているようなデータもあるとは伺っていますけれども、まだこちらにはなくて私も見たことがないんで、どちら方面から来たといったものがあれば、今後見せていただきたいと思います。そういった意味で多分、埼玉とか千葉方面の営業をかけたんだと思うんですよね。そちらの方面は圏央道もつながったということがあります。多分、そういった部分的な短い期間での
アンケートはあると思いますので、そういったものを参考にさせていただきたいと思っております。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 今後とも、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 224ページ、農業委員に要する経費です。
3番に行政庁への意見書提出を行ったとあります。国、県、市に対して、どういった内容の意見要望を出されたのかについてお聞きします。
○黒田
分科会委員長 中川農業行政課長。
◎中川 農業行政課長 平成30年11月1日に農業
委員会から、つくば市長に対して、平成31年度農地利用最適化施策に関する意見要望を提出いたしました。その中身としまして、1番目に農地の保全と有効利用対策、2番目で害獣被害対策、3番目に有機栽培農法普及について、4番目に六次産業化の推進というもので、市長に意見要望をしております。そのほか国、県にも同様の要望を出しております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 市民経済委員会としましても、ことし視察に農業関係で行っていますし、農業推進は大きなテーマでありますので、要望書を見せていただければなと思います。
それと、227ページの農業推進等に要する経費に含まれるかどうかわかりませんが、若手農業者の懇談会を開催していただいていると思いますが、この中で、そういう若手農業者から農業推進に関して、どういう意見が出されているか、こういうことを市に要望したいみたいなことがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 概略としましては、若手農業者の方は、農協とかそういった組織に加入しておりませんので、まずそういった横のつながり、ネットワークの構築であったり、あとは新規で参入して間もないものですから、金銭的支援を要望する声が多くありました。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 金銭的なものは、大分議論が必要かもしれませんが、横のネットワークの構築というのは、市としてもかなりお手伝いできる部分があるのかなと思うんですけれども、その辺に関して何か考えていらっしゃいますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 せっかく新しく開始した事業ですので、この後も継続して、こういった会を開催していきたいと考えております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 若手で就農される方は、有機栽培をされている方も結構いらっしゃると聞いていますが、その辺は何か把握されていますか。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 把握しておりますが、きょうデータを提示するとなると、多少時間をいただくことになろうかと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 ざっくりでいいので、感覚としてかなり多いとか、何割ぐらいとか、その程度で構いません。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 有機とかということに確かに興味は持っているんですけれども、GAP等に準じた手続が大変だという認識がありまして、それほど数は多くなかったと記憶しております。むしろ、施設的なトマトであったりイチゴとか、そういうものを栽培したいという農家が過半以上を占めております。残念なことに、稲作中心とか、市の特産品であるネギとか、そういう露地物の野菜という方は現状として少ないように感じております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 トマトとイチゴの要望が多いということですけれども、そういった農法なんかも、市内にはノウハウが少なくても、他市とか見ればあるのかなと思うんですが、そのあたりについて、もしほかの市からも情報提供とか支援依頼できるのかなと思うんですが、いかがでしょう。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 市内に例えば、農業生産法人 株式会社つくば菜園とか、大きくトマトの水耕栽培をやっていたりする会社等もございますので、もしそういったところからノウハウを指導していただけるようなことがあれば、情報発信を心がけていきたいと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 農業
委員会からも、有機栽培農法を推進してほしいという要望も出ております。有機に限らず、栽培方法はいろいろあると思います。今回、行政視察で宮崎県の綾町にも行かせていただきましたけれども、ノウハウをどれだけ共有するか、それを伝えていくかというところが農業を継続して、生活が成り立つような農業にしていくかが大変重要だという印象を受けました。ぜひ、そういったところも、農業政策課としてぜひ、支援を進めていただければなと思います。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 観光振興に要する経費について、264ページの一番上のレンタサイクル事業ですが、つくば駅の所有台数と利用台数が平成30年度で30台、4,731台ですね。筑波山口については、それぞれ18台で587台、大体ほぼ横ばいのようでございますが、これはリピーターの方が多いのか、新規の方も少し出てきているのか。自転車のまちということで、公用車に看板を掲げて動いていますから、もっとしっかりと何か対策を打っていただいて。りんりんロードがあり、この道も全部改修されて、あそこを散歩していますと、結構自転車が走っていますので、有効に活用していただきながら、来ていただく戦略も必要ではないかと思いますが、この辺についてはどんなお考えなのか、お尋ねします。
○黒田
分科会委員長 一瀬観光推進課長。
◎一瀬 観光推進課長 リピーターか新規かにつきましては、つくば駅につきましてはリピーターの方が多く利用しております。筑波山口につきましては、新規の方が非常に多く利用していただいております。
○黒田
分科会委員長 大久保分科会委員。
◆
大久保勝弘 分科会委員 ということは、つくば駅の場合、恐らく、つくばエクスプレスで来て、定期的に借りて、どこからか、りんりんロードに入っていくということを、レンタサイクルを使いながら、筑波山周辺を、山麓を、楽しむということにつながっていっているのかなという感じがいたします。
一方では、筑波山口の沼田では、恐らくあの駐車場に置いて、あそこから楽しむという方が多いのかなという印象でございます。
私の集落の中も土日は朝6時ごろから自転車が満杯で走っており、「どこから来ました」と私が聞きますと、取手とか、市内とかとの答えがありますが、もう少し皆さんに有効に活用いただければと感じがいたしましたので、要望としてお願いをしておきたいと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 263ページ、観光振興に要する経費についてです。
質問内容は、観光振興を行っていただいていまして、観光客が来て、その波及効果というのは、どのように把握していますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 篠塚
経済部長。
◎篠塚
経済部長 一番わかりやすい経済的な波及効果というよりは、まず観光客ですので、入り込み客数というのがあるかと思うんですけれども、昨年の時点で約420万人のお客様が、つくば市を訪れていらっしゃいます。内訳は、大体220万人が筑波山、そのほか、先ほど質問があったつくばサイエンスツアーで大体80万人ぐらい、残りがまつりつくばとか、つくばフェスティバルとか各種イベント等、それから、昨年から、宝篋山も10万人ぐらい誘客があります。そういったものを1年間でトータルしますと、大体420万人ということです。経済波及効果につきましては、いろいろな出し方があるかと思うんですけれども、よく出しているのは、国際会議などをやって、例えば、国際会議に1人参加して、その方が泊まった場合と日帰りした場合とかで、観光コンベンション協会で出している経済波及効果があるんですけれども、それはJNTO(日本政府観光局)で所定のフォームがございまして、そこに宿泊数と日数とか、宿泊金額などを入れると、自然に出せるような金額になっているんです。手持ち資料に今そういったものはないんですけれども、まずは420万人、年間つくば市内に訪れていれば、宿泊も含めて、飲食も、お土産等も含めてかなりの経済波及効果はあるかと思っております。
一度、そういったものを含めて、民間で、ある程度の調査能力のあるシンクタンクに頼んで調査する必要もあるのかなとは思っております。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 観光振興はどこの自治体もやられていると思いますが、投資した予算に対して、人数も大きな指標ではあるんですけれども、経済効果というのも指標になり得ると思います。ぜひ、どんなものがあるか研究していただいて、そういった調査も必要ではないかなと思いますので、その中でまた見えてくるものもあると思いますので、ぜひ進めていただければなと思います。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 240ページ、農地中間管理事業に関する経費についてですけれども、この事業による農地集積面積は、平成26年から平成30年まで5年間で大分進んでいると思うのですが、全体的にどれくらいまで集積が進んだのかという部分と、それから5番目に、担い手の公募状況がありますけれども、これは借り手だと思うんですが、平成30年度9人応募がありましたけれども、借りてくれた人はいるのかどうか、個人と企業両方があるかと思うんですが、企業で借りてくれたところがあるのかどうか、その辺を含めて少しお聞きしたいと思います。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 まず、集積の進め方なんですが、国の農地中間管理事業によって大規模な経営者に土地を集めていく、これが国の施策の本筋でもありますし、特に稲作の場合は経営面積を大きくしないと、一定の所得に達しないと考えられますので、これは今後も積極的に進めていかなければならないことだと考えています。
ただ実績につきましては、国の補助金の制度が一旦終わりました。それで予算の確保ができたら、また交付金を出すというような中途半端な状況になっておりますので、集積に対するお金、補助金ありきということでは本来はおかしいとは思うんですけれど、特に中間の家族層の農業者が、今後どんどんリタイアしていく中ですから、そういったものを取り込んで大規模農家への集積は、補助金が出る出ないにかかわらず進めていかなければならないと考えます。
あと、その実績については大変申しわけないんですけれども、表にしたものがございますので、後ほどの提示でよろしいでしょうか。
2点目ですが、まず、この借り手につきましては登録制になっております。特にデータを見る限りですと、平成26年度は事業が始まった年なんですけれども、87人と突出して人数が多いと思います。それで、各年度の人数は、その年度に登録した人数になっています。実際ここには累計を表記していないんですけれども、平成30年度の実績としましては、131人の方が登録になっております。
その質問に追加する内容なんですけれども、その登録者と借り手を結びつけたデータは、本日、御用意しておりませんので、大変申しわけないんですけれども、それらを結びつけた実績、登録した人のうちから、何人借りているか、そうしたデータは提示できると思いますので、後日手渡しということでよろしいでしょうか。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 わかりました。後で資料をよろしくお願いします。
それに関連しまして、グリーンバンクがあると思うんですけれども、農地中間管理事業については、今ありましたように稲作中心なのかもしれませんけれども、グリーンバンクについては、畑が主だったような気もしますけれども、耕作放棄地の解消に向けてグリーンバンク制度もあると思うのですが、この農地の集積についてある程度、この農地中間管理事業とグリーンバンクとダブるような部分もあるかと思うんですが、その辺の部分について、市としての今後の進め方について、もしありましたらお願いします。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 先ほどの質問で漏れたところがありました。まず登録者は、法人、個人関係なしに全ての方が登録できます。法人と個人の形態を分類しておりませんので、分類するためにお時間をいただけたらと思います。
2回目の質問なんですけれども、グリーンバンク事業は、農地中間管理事業とすみ分けをしておりまして、農地中間管理事業については、大きな国の事業ということもありますので、そうした大規模な経営を既にしている実績のある農家にあっせんするというような趣旨で事業を進めています。
グリーンバンクは、現在、登録地が点在するという欠点がありますので、新規就農者や新規の就農希望者にあっせんしたり、点在する中に農地を所有している耕作者の方がいましたら、その方に対して別の土地をあっせんするような形をとっています。点在するということは、集積ということにかなり不向きですので、お互いの事業のいいところを補完しながら進めていくと、実績が上がってくるのかなと考えています。
ちなみに、グリーンバンクの登録実績の中では、登録地の約4分の1が契約に結びついています。ただ残りの4分の3につきましては、面積が小さかったり道路が狭かったりで、そういうところが現実的にまだ契約に結びつかないのが現状です。
今後どうしていくべきかということにつきましては、市がある程度仲介して、点在するグリーンバンクを結びつける、また、ただ耕作している人に対し、やめて別の人に耕せということはできないと思いますので、そういう集積の一部を市がお手伝いをして、一定面積を耕作したいという希望者にあっせんするなど、てこ入れは必要だと考えられます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 254ページ、企業誘致推進に要する経費でお聞きしたいと思います。
3番目の企業誘致推進、立地企業フォローアップ事業ですが、新規立地事業が8社、拡充等企業数で1社と平成30年度の数字が出ておりますが、この業種の内訳などをお願いします。
○黒田
分科会委員長 久保田産業振興課長。
◎久保田 産業振興課長 平成30年度の新規立地の8社の業態ですけれども、不動産業それから物流業、廃棄物処理等々全てさまざまな業種になってございます。特に一定の業種が多いという傾向は、特別ないような状況でございます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 これまでの推移とかも見ても、余りそういう業種とか、業態とか、そういう傾向というのはないと見ていますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 久保田産業振興課長。
◎久保田 産業振興課長 特別な傾向というのはないと考えておりますが、ここに来て、物流等が年々コンスタントにふえています。それから、研究施設というよりは、工場の新設立地が増加しているような感触を持っているところです。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 246ページ、森林保全に要する経費でお聞きします。
森林保全ということですが、雑木林みたいなものが市内には多いと思いますが、そういったものも含めての森林保全ということで考えてよろしいですね。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 そのように考えていただいて結構だと思います。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 つくば市は林業という意味では、比率はわからないですが、それよりも雑木林のほうが多いような感じでしょうか。木を売って、なりわいとしているもの以外が多いような感じでしょうか。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 林業で生計を立てている方は、残念なことに、つくば市にはいらっしゃらない現状です。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 実績報告書で、森林ボランティアという字句が結構見受けられますが、森林ボランティアの状況なども、あわせてお聞きできればと思います。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 森林ボランティアの活動状況ですけれど、2カ月に1回、年にして6回、1回あたりは2日間活動しています。活動の主な場所は、筑波山四季の道、それから高崎自然の森、こうしたところで活動しています。あとは、おぐろくの森、こうした整備もボランティアの方のお力をかりています。ボランティアの参加延べ人数ですけれども、平成30年度の実績としましては262人です。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 つくば市内は土地を持った方が、雑木林みたいなところの管理がなかなかお年を召されて難しくなっているという状況が、茨城県内でも多いほうだと聞いておりますが、森林ボランティアの方に、そういったところの保全もしていただくことは可能なんですよね。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 可能だと思われますが、現実的には、御質問あった内容につきましては、身近なみどり整備推進事業で、実際対応しているような状況かと考えられます。この事業はの森林湖沼環境税を活用しまして、申請があった荒廃した山林について、委託になるんですけれども、市で下草刈りであったり伐木をしたりして、環境整備を行う事業として実施しております。
ただし、条件がありまして、整備後の10年間、工事の行う初年度はこの10年には含めないんですが、市と土地の所有者で協定を結びまして、土地の保全管理を残りの10年間は必ず地主にやっていただくというような条件がついております。事業を申し出るきっかけとしましては、高齢化、人手が足りないということで、なかなか自分が所有する里山等の山林を管理できない方が多くなっていることが背景にあると考えられます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 247ページで、高崎自然の森の管理に要する経費について、次年度繰越金が1,444万2,000円となっておりますが、この繰り越し内容を教えていただければと思います。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 約1,400万円の繰り越しにつきましては、高崎自然の森の第2駐車場を移設する工事の分として繰り越したものです。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 高崎自然の森は、私の自宅のそばでもあって、たまに行くんですが、以前に比べて、ここのところ来ていただいている方もふえているのかなと思っております。担当課として、この活用については、どのように認識しておりますでしょうか。
○黒田
分科会委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内 農業政策課長 まず、ここに出ている4万3,000人、14団体31回、こうしたデータの説明から入ったほうがいいのかなと思いまして、そこの部分を説明させていただくと、施設の利用料を徴収していないため、実際シルバー人材センターなどにお願いして、雑駁な計上をしているというのが実情かと思います。団体に関しましては、イベントの参加人数であったり、ブルーベリー園の利用者、施設の許可利用を得た人数とか、こうしたもので計上をしている。ずっと同じ数字が続いているという部分も、御指摘の中にあろうかと思うんですけれども、昨年度と比較しましても、入場者についてはおおむね横ばいと考えています。
ただ今後、こうした施設の利用をふやす中で、現在、高崎自然の森で事業を行っています森林体験事業だとか、そういったものの拡充を図ることによって、そうした森林体験事業の子供たち、あとは森林ボランティアを活用しまして、この中の保全管理、こういったものを活用していくことによって、人数は多少ふえていくことは考えられます。
○黒田
分科会委員長 皆川分科会委員。
◆
皆川幸枝 分科会委員 ここは県道からは入ってすぐなんですが、結構面積が広いので、場所によっては人気がなくて、寂しい場所もあって、子供が1人とかで行くのは寂しいかなという場所でもあります。時間帯によって、人が多かったりもするんですけれども、ぜひ市内の中央部とかに来ると、高崎自然の森の存在も知らないという方が結構いらっしゃって、同じ市内でも知らないんだというのがありますので、高崎自然の森の魅力とかをいろいろ発信していただいて、来ていただくことが、そういう寂しい場所を減らす一助となると思いますので、ぜひ広報についても、お願いしたいなと思います。
○黒田
分科会委員長 浜中分科会委員。
◆
浜中勝美 分科会委員 要望で終わりにしますけれども、先ほど
皆川分科会委員からありました、身近なみどり整備事業についてですが、森林の保全管理をやって、その後10年間は地主が行うという形だと思うんですけれども、うちの集落の周りにも、この事業を活用して利用して整備された方いらっしゃいますけれども、一、二年はいいんだけれども、その後、管理されていないということが結構見受けられるんで、活用された地主には10年間という部分について、それなりの確認も含めて、その保全管理をお願いしていただければなと思います。
○黒田
分科会委員長 そのほかよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○黒田
分科会委員長 ないようですので、認定第1号の当
分科会所管分の
経済部、
農業委員会事務局所管に対する質疑を終結いたします。
これより認定第1号の当
分科会所管分についての
自由討議に入ります。
意見等ある
分科会委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○黒田
分科会委員長 ないようですので、以上で
自由討議を終結いたします。
以上で、予定の案件は終了いたしました。
これにて
決算特別委員会市民経済分科会を閉会いたします。
午後零時00分閉会
つくば市議会
委員会条例第60条第1項の規定により署名する
令和元年9月18日
委 員 長 黒 田 健 祐
副委員長 皆 川 幸 枝...